クリミナル・マインド/プロファイリング ノート

海外ドラマ「クリミナル・マインド」が好きです。プロファイリングを勉強したい!と思いましたが具体的に学べる本やサイトがなかなかない。そこで、ドラマをまとめてノートを作ってみました。

S1 ep3 パームビーチの爆弾魔

サミエルジョンソン「愚かなる行いのほとんどは自分とは似ても似つかない人間の真似をしようとすることから生じる」

 

犯行の概要

パームビーチの住人に水銀レバー式の爆弾(少し傾けただけで人を殺せるほどの殺傷能力がある)が小包で届き2人が死亡、1人が重傷。爆弾は殺傷能力も高いが作成や運ぶのにも危険が伴うものであり、調べた結果終身刑の爆弾魔が作ったものを緻密に模倣していた。

 

一般的な爆弾犯

大抵が男性。

他人との接触を嫌い争いは苦手だが犯罪歴が有る人が多い。

50%は破壊目的。

自爆することもあるから被害者も容疑者となりうる。

 

BAUチームが導き出したプロファイリング

緻密な爆弾

秩序があり知能は平均以上。一人で作業する空間が必要だから家具や宝石の職人など技術職に就いている。

 

爆弾は殺傷能力も高いが作成や運ぶのにも危険が伴うもの

→脅しでも破壊でも政治的声明でもなく目的は「殺し」

 

殺し目的の爆弾を作り特定の人を狙っている

動機は利益か罪の隠蔽。

(テロリストならば恐怖をあおるのが目的だから地下鉄のような人の多い場所を狙う

政治的意図を持つのなら中絶クリニックのようなシンボルになりそうな場所を狙う)

…犯人は被害者の周辺を洗えば自ずと出てくる。

 

 

Hulu、U-Nextではシーズン1からシーズン10まで全233話が見れます!気になったら✔

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S1 ep2 キャンパス連続放火犯

アインシュタイン「想像力は知識よりも重要だ。知識には限界があるが想像力は世界さえ包み込む」

 

犯行の概要

大学内で7ヶ月に6回の火事が起こる。最後には21歳の男子学生が部屋に化学科から盗まれた燃焼促進剤を流し込まれ火をつけられて焼死。FBI到着後にも火事が起こり男性教授が焼死。

 

一般的な連続放火犯

82%が17歳から27歳の白人男子。

動機は破壊活動、犯罪の隠蔽、政治的主張、復讐。

女の放火犯は少ないが復讐を動機とするものが多い。

放火は殺人犯の持つ3大特徴のひとつで隔離障害的な犯罪に手を染める予兆となり、子供の頃夜尿症と動物虐待も経験していることが多い。

父親の愛に飢え異性関係に問題があり自尊心が低いことが多く、犯行手口は荒っぽく回数を重ねるごとにエスカレートしていく。

 

BAUチームが導き出したプロファイリング

ドアはロックされておりドアノブは回されていたが犯人は入れなかった

…犯人は炎を見ていないどころか悲鳴も聞かずにすぐに離れている

→連続放火犯は火を見ることで性的な興奮を覚えるため一般的な放火犯像とは合わない

 

3階に火をつけている

建物を燃やすのが目的ではない

 

放火犯は社会的不適格、集団行動が苦手。

→自分に自信がない人は人前で講義をできないから犯人は講師ではない。

 

動機も犯行手口も一般的な連続放火犯像には合わない

犯人の衝動は放火犯の衝動とは違う

 

セオリーとは違い捜査は難航するが火災発生の五分前に隣のビルから「カローン(神)のためにやってる」とホットラインが入ったことで状況が変わる。犯人の動機が宗教的なものであることが分かり、これまでの状況を見つめ直すと全て「3」にまつわることに気づく。

最初の火事は3月3日午後3時。焼死した教授の部屋は303号室で3時から週に3回の授業。

犯人は「3」が重なることに対して不安を覚える強迫性障害(OCD)があり、神のためにと言っていることから強迫性障害の症状である罪業妄想が犯行を引き起こしている。

犯人自身が昔大火災から生還した経験があり、母親がそれを「神の与えた試練に勝った」と語ったことから火事は神の与えた試練だと思うようになった。3つの「3」が誰かに降りかかったら不安を感じ、人を傷つけたいわけではないのに彼らにも神の試練を受けさせなくてはいられなくなる。

 

強迫性障害

自分の意思に反して不安・不快な考えが浮かび抑えようとしても抑えられない、あるいはそのような考えを打ち消そうと無意味な行為を何度も繰り返すこと。

身近な例では不潔なのではと不安になり何度も手を洗ったり、不安になって何度も戸締りを確認したりする。

 

罪業妄想

自分は罪を犯した、罰を受ける必要があると思う妄想のこと。うつ病患者によく見られる。

 

「同語反復症」

同じ言葉を繰り返してしまう症状。

前頭側頭型認知症でよく見られるが、ドラマの中では「3」にとりつかれた犯人は言葉も3回繰り返さないと気が済まずこの症状が見られていた。

 

フォークナー「同世代や過去の人間に勝ろうとするのは無駄なこと。今の己に勝れ」

Hulu、U-Nextではシーズン1からシーズン10まで全233話が見れます!気になったら✔

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S1 ep1 シアトルの絞殺魔

 

J・コンラッド 「悪は超自然の力ではなく人間の邪悪さから生まれる」

 

犯行の概要

犯人は4ヶ月で4人を殺害。現在5人目を拘束中。

7日間生かしたあと絞殺。

最初の犠牲者は刺し傷と絞殺痕があり2回目からはベルトで絞殺。

被害者は目隠しをされ、爪を切られ、服を着せられて凶器とともに隠されることなく州外に遺棄されていた。

 

上記概要からBAUチームが導き出したプロファイリング

最初の犠牲者は刺し傷と絞殺痕があり2回目からはベルトで絞殺。

→1回目は素手で絞殺しようとしたが時間がかかったため刺殺に変更、血の始末が大変で2回目からはベルトで絞殺するという犯人の学習が見てとれる。

 

州外に遺棄

遺体を隠せる車に乗っている。シアトルはSUVが多いことから男っぽさを誇示できるジープの可能性が高い。また凶暴な反抗と法律に詳しいことから(州外に遺棄するとFBIの介入を遅らせることができる)逮捕歴がある可能性が高い。

 

爪を切られていた…自分が傷つかない程度にわざと抵抗をさせている

遺体と凶器を見つかるように遺棄

→特有の傲慢さより犯人は20代前半。

 

見つけて欲しい物証しか残さない…几帳面で頭がいい秩序型殺人犯

→秩序型殺人犯は捜査に一役買おうとするため目撃証言などですでに事情聴取されている可能性が高い。

 

ただし犯人像には「矛盾」が生じている。

 

・傲慢である⇔後悔の念を示す服を着せている

・遺体と凶器は見つかるように捨てている⇔最初から殺す目的なのにテープで目隠しをしている(→人目に怯える妄想症の既往歴も予想される

 

矛盾したプロファイル→犯人は2人。

犯人A…利口だが服従

犯人Bは横柄で頭脳は劣る、子分を守る代わりに服従させるガキ大将タイプ

 

おまけ「返報性の法則」

人から施しを受けたとき恩を返さずにはいられない心理。

具体例だと試食をしたり値引きをされるとつい買ってしまう心理のこと。

犯人Aは刑務所内で守ってくれた犯人Bをかばって最後まで口を割りませんでした。

 

ニーチェ「深淵をのぞくとき深淵もまたお前をのぞき返す」

 

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